狙われるのは戸建てだけじゃない!マンションの防犯ポイント

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2024年12月11日

狙われるのは戸建てだけじゃない!マンションの防犯ポイント

戸建てだけではなくマンションも注意

最近、広域強盗事件が相次いで発生しており、自宅の防犯対策が気になる方も多いのではないでしょうか。侵入窃盗事件の発生場所は戸建て住宅が一番多いですが、マンションのような共同住宅でも一定数発生しています。一戸建てとは異なる侵入パターンや防犯上注意すべきポイントを考えてみましょう。

一戸建て3割、共同住宅全体で1割発生

警察庁の統計によると、2023年の住宅への侵入窃盗の認知件数は1万7469件です。近年は減少傾向だったものの、前年に比べて11.3%増えました。1日当たり48件発生している計算になります。発生場所でみると、侵入窃盗全体に占める割合は一戸建てが約3割と最も多いですが、共同住宅全体でも約1割と見逃せない結果となっています。
マンションは一般的に防犯設備が整っており、他の住民の目もあるため窃盗犯は侵入をためらう傾向があると言われています。それでも侵入の被害はなくなりません。窃盗犯は侵入しやすい住宅を一戸建て、マンション問わず物色しているのだろうと考えられます。

マンションで気を付けたい防犯のポイントは?

マンションを狙う窃盗犯は、宅配や設備点検の業者、警察や役所の人間を装って侵入します。オートロックのマンションであっても、部屋番号を手当たり次第に押し、誰かしらがドアを開けてしまうケースが多いので注意が必要です。
世帯数が多いほどドアの開閉も頻繁になり、住人が出入りするタイミングで入り込むチャンスも増えます。「共連れ」「入れ違い」などと呼ばれる侵入方法です。
建物に入ってしまえば、特定の部屋を狙うというよりは無施錠のドアを片っ端から探していくのが手口といわれています。顔を見られたり、多少音を立てたりしても、マンションの住人だと思われて怪しまれにくいです。一戸建てに比べると死角になる場所も多く、長時間潜み、留守宅を見極めて狙う窃盗犯もいるといいます。
ベランダからの侵入もあり得るため注意が必要です。屋上からロープを垂らしてベランダに降りたり、植木や雨どいを使って2〜3階のベランダに登ったりするケースもあります。大規模修繕工事中の物件では足場が組まれていることが多く、侵入はさらに容易になるでしょう。
鍵をかけていないケースも半数近くあるようですので、短時間でも必ず施錠しましょう。玄関はツーロックにして、窓には補助錠を取り付ければ、安心感は増します。高層階だからといって油断せず、ベランダの施錠を行いましょう。

マンションの共用部の防犯もチェック

マンションの共有設備は管理組合を通じて確認したいところです。
たとえば防犯カメラは、犯罪抑止に有効な設置の場所や向き、台数、必要な性能、データの保存期間など、防犯設備士といった資格を持つプロに相談するのが確実です。建物の夜間照明の明るさも重要となります。エレベーターホールや共用メールコーナーでは顔が明確に見える程度の明るさ50ルクス、廊下や階段は20ルクス、屋外の通路、道路は3ルクス以上を確保するのがよいでしょう。
自転車置き場やゴミ収集場、外階段、屋上のドアは鍵があっても、単純な構造のもので、窃盗犯が容易に開けられる場合もあります。付け替えを検討するなら、防犯性能が高いと認められた「CPマーク」を参考に選ぶのがおすすめです。「CPマーク」は、侵入に5分以上耐えられるなどの基準をクリアしたものに認められています。
【2024年11月29日 日本経済新聞より抜粋】

まとめ

一戸建てだけでなく、マンションでも窃盗事件は発生しています。マンションでの侵入方法や狙われやすいポイントを確認し、個人でできる玄関や窓の施錠を徹底しましょう。マンション全体の防犯対策に不安を感じたら、管理組合に相談するなどして対策を強化できると安心です。
 
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