港区が国際新都心へ

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2022年09月11日

港区が国際新都心へ

不動産大手が東京都港区で大規模な開発を繰り広げています。港区はどのように変化するのでしょうか?

港区の特徴

明治大学の市川宏雄名誉教授は「総合力の高い街だ」と指摘します。オフィスに強い千代田区や銀座など商業の印象がある中央区と比べ、港区はオフィスや住宅、商業、エンターテインメントなど幅広い分野に強みを持つと評価します。
六本木を中心に外資系企業や大使館が集まり、教育機関の充実もあって外国人の居住者も多く、21年の「社長の住む街」ランキングで20年に続き首位でした。社長比率は13.8%と、およそ住民の7人に1人が社長とされます。

虎ノ門エリアの開発

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

23年には地上49階建てが完成します。東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」と一体開発し、最上部にはイベントなどを開くビジネス発信拠点を設けます。

虎ノ門・麻布台プロジェクト

東京タワーに近い約8万1千平方メートルの区域に高さ330メートルの超高層ビルを建て、インターナショナルスクールや高級ホテルなども誘致する。東京・お台場からはデジタルアートミュージアムが移転・開業します。

虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー

森ビルは22年1月、地上54階建てを完成させました。供給戸数は547戸(分譲や賃貸、短期滞在)で、広さが約1270平方メートルの超大型住戸もあります。会員制スパやインターナショナルスクールなどを併設し、国内外から入居の引き合いがあるようです。

港区開発の懸念点

「三田ガーデンヒルズ」は三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスが旧逓信省庁舎跡地に建設する1002戸の高級分譲マンションで、約2万5千平方メートルの敷地面積は分譲マンションとして港区最大です。
マンションは22年冬から売り出す予定で、販売価格は現時点で未定ですが最高額は数十億円になる見込みです。多くの日本人にとって手の届かない水準で戸数も多いため売り切るのは容易ではなく供給過多の懸念もあります。

まとめ

「世界の都市総合力ランキング」で、東京は6年連続で3位と高く、港区など都心部で続く再開発は国内で東京一極集中を助長させる形ですが、中長期的に「東京」の磁力を上げることは世界から有力企業や優秀な人材、お金、モノが集まる好循環につながります。
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