9月、例年であれば関東を通過する台風が多くなってくる時期ですね。
そして近年、台風だけでなく南海トラフ地震がいつ来るかと度々話題になっています。
そこで確認しておきたいのがハザードマップと避難場所。
ほとんどの地域は震災時と風水害時の避難場所が共通していますが、一部河川沿いの地域では異なる避難場所が指定されている場合があり、矢口渡周辺にもそういった地域が存在します。
これを書いている私も、この地域に住んでいるので他人事ではありません!
ということで、緊急時に身を守るためにも改めて避難場所について調べてみることにしました。
大田区の避難場所とハザードマップについては、大田区のホームページに記載されています。
2022年3月7日時点、風水害時の避難場所として、区では『自ら避難先を確保出来ない避難行動要支援者と付添者の避難先』として、多摩川小学校・嶺町小学校を除く区立小・中学校等89箇所を「水害時緊急避難場所」として開設することとなっています。
つまり、矢口渡周辺で震災時と風水害時で異なる避難場所が指定されているのは 多摩川小学校が震災時の避難先に指定されている地域 です。
多摩川小学校が震災時の避難先に指定されているのは2022年3月8日時点(この記事を書いている時点の最新更新日)において、以下の地域が該当します。
自宅外へ避難する必要がないケースです。
ただし、被害想定がなくても、周囲よりも低い地形に立地している場合など、お住まいによっては必要に応じた避難が必要となります。
平屋やマンション・アパートの1階は全てが、2階以上のお家は自宅の2階以上まで浸水する可能性があります。
自宅外の避難として原則、風水害時に浸水の心配が少ない親戚・知人宅や勤務先や指定されている避難場所への避難が必要です。
ただし台風が直撃しているなど、水平避難が危険になる場合は垂直避難が推奨されています。
区のホームページを見る限りでは、風水害時の避難場所については震災時とは違い、明確な区分けの表記がありません。
もし、ご自身のお住まいにおいて避難場所が指定されている場合は、原則としてそれに従い避難することとなりますが、リアルタイムな情報収集と臨機応変な対応が求められるでしょう。
ここでは、風水害時に開設される近隣の避難場所と施設の使用条件をご紹介します。
あらかじめ避難場所について把握しておくといざという時に初動が変わるので、より安全な行動が心がけられますよね。
もちろん、避難場所以外にも防災キットの準備や非常食の常備など、いざという時のためにできることはたくさんあります。
なお、今回ご紹介した避難場所については、定期的に見直され更新されていきます。
そのため、ご自身の災害時の備えも定期的な見直しが必要です。
この機会に、災害時の備えについて見直してみてはいかがでしょうか。