マンション積立金不足にどう対応するのか

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2022年07月14日

マンション積立金不足にどう対応するのか

マンションの大規模修繕に備えた積立金不足が増えています。工事費が高くなったことが背景にあるようです。どのように解決するのでしょう?

積立金とは

積立金とは修繕積立金のことで、建物の診断や修繕工事を行うために充てられる費用のことです。 そのマンションを所有している人から毎月決まった金額を徴収し、将来的な大規模工事に備えて積み立てていこうというものです。 金額は長期修繕計画に基づいて定められ、そのマンションに住んでいる戸数によっても変動します。

積立金不足の対応例

➀ザ・パークハウス東戸塚レジデンス

2018年の新築分譲で管理組合設立からわずか約3年で毎月の積立金を約3.5倍に増額することにしました。分譲当初は5年おきに少しずつ積立金を引き上げる計画でしたが、値上げの度に総会で合意を形成するのは決して簡単ではないと2年以上を実態調査や議論に費やして決定しました。

➁ライオンズマンション日本橋

21年に修繕計画を見直した際、積立金不足が予測されたが、すぐには引き上げず、各種点検を経て大規模修繕の周期を12年から16年に前後に長期化するなどして対応しました。長周期化で引き上げ議論の無駄を省き、現在築約40年のため将来の建て替え検討につなげようと考えました。

国交省のガイドラインの見直し

国交省は9月修繕積立金や修繕計画作成のガイドラインを見直しました。以前の指針に比べて積立金はより多額に、計画は「5年程度ごと」とより短めな見直しが必要と記されました。国もこのような指針を出したことで多くの管理組合が見直しを始めるきっかけとなるかもしれません。

まとめ

マンションを新築で販売中は月々の費用を安く見せるために、修繕積立金を安く設定します。積立金不足の問題はマンションの築年数など次第で最適な対応は変わるので、自分のマンションの状況をしっかり把握することが必要です。
マンションの購入・売却をお考えのときは、矢口渡で15年の実績があるイエステーション矢口店にご相談ください。
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