マイホームを購入する前に、「どの場所にするか…」は悩むところです。
気軽に住みかをコロコロ変えられる賃貸に比べて、住まいの購入は今後の長い生活に大きく関わってくる問題です。
因みに、私の場合ですが大田区の3LDK+駐車場の小さな一戸建てです。
大田区と言っても、広いのですが購入したのは12年程前、同じような間取りと同じような駅からの距離感で、
購入価格は1,000万以上、上がってしまっています。
それだけ、人気の場所はどんどんと需要が増え地価が上がり購入するのが難しくなってきています。
そんな、マイホームの「場所選び」で気になることを掘り下げてみようと思います。
建物自体は、修繕・リフォームなどで変更することはできますが、
住む場所自体は変えることはできません。
多額の費用をかけて購入したマイホームを簡単に住替えることは、コストや手間を考えると、場所を変えるのは容易ではありません。
マイホームを購入すると、土地と建物を所有することになります。
建物は年数が経過するにつれ、老朽化するため資産価値が下がります。しかし、
土地は資産として長く価値を保ちます。
子どもが成長、独立した後に『売却』を考えている場合は資産価値の高い土地を選んでおくと売りやすく老後などの資金になります。
上記にもある様に、12年で随分と土地の価値は上がってきています。
これから、どの様に発展して行くのか未来図を考えて購入を検討するのも良いでしょう。
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メリット |
デメリット |
駅から近い |
通勤や通学が楽で、商業施設が充実していて日々の買い物に便利。
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商業施設や繁華街が多い為、1日中ガヤガヤと音がきになる。
線路や大きな道路に面している場合は、車などの騒音やほこりが気になる。
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駅から遠い |
土地の価格が安いので予算内で広いマイホーム購入ができる。
自然が多く、大きな道路がなく事故の心配が少ない。
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日常の買い物に苦労する。(自転車や車を利用するなど工夫が必要)
通勤・通学が不便。
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マイホーム購入を考える多くの場合、結婚や出産など家族が増える場合が多いのではないでしょうか?
私の場合は、「子供が欲しい」と思ったことが、マイホーム購入のきっかけになりました。
昨今、核家族化が進んでいます。
子供が産まれると、両親を頼る機会が少なくありません。
実際産まれてみたら、孫の顔を見せたいと言う思いよりも、
『手助けをしてもらいたい!』と思う日常の方がずっと多いと感じています。
「妻側の実家の近く」 や 「お互いの実家の中間地点」 などと色々な考えがありますが、
私の場合は、「妻側の実家の近く」 を選んでとてもよかったと思っています。
子どもが産まれる前と、産まれてからは生活スタイルが180度変わりました。
一番気になったことは、医療機関です。
子どもは、小さい時に沢山の菌と触れることで抗体をつくり強い体になっていきます。
ですので、驚く程すぐに病気になります。
2歳になるまでは、我が家は隔週で病院へ行っていました。
そして、好奇心旺盛に動き回る様になるとよく怪我もします。その度に、病院へ通う日々が続きました。
やはり、大きな病院だけでなく、気軽に通えるクリニックが充実している場所であるかは、とても大切な条件です。
子育てをしてみないと解らない、子育てに密接に関わって来るのが、「公園」です。
私が住む場所には、小さな公園から、ちょっと大きな公園、また河川敷に面した公園まで多種多様な子供達の遊び場があります。
公園は、子どもが安全にのびのび遊べるスペースです。
道路など車や自転車がどこから来るかわからない場所では、安心して遊ばすことができません。
治安が良い場所であれば日々の不安なストレスも軽減されます。
また、子育てをする上で子供が安全に過ごせる環境であるかはとても重要です。
治安が悪いと、小学校・中学校などの行きかえりがとても気になってしまします。
道路事情も大切です。
大きな道路や交差点が多い場所は子供だけでなく大人も事故の危険性が増えます。
我が家の周りは、治安が良く道路も明るいので暮らしやすい場所です。しかし、近くに環状二号線があるので子供が事故にあわないかといつも心配です。
幸い、大きな道路に出る前に、私道を通る必要があるので飛び出しの心配はありません。
子供だけでなく、自分が老いた時に安全である事も条件です。
マイホーム購入を考えて、偶然に今の建売住宅を紹介されました。
我が家の場合、今の場所がライフスタイルに合うことから、購入の流れとなりました。
暮らす前からと暮らしてから解る住みやすさや住みにくさ、全ては叶いませんが大きくは希望とそれていないことが、今回ブログを書いた事で更に認識できました。
はじめは、馴染みのない場所で不安な気持ちが多い場所でしたが、「住めば都」と良く言ったもので、