コロナ禍の沿線開発と見直し

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2022年05月17日

コロナ禍の沿線開発と見直し

羽沢横浜大駅から新横浜駅、新駅である新綱島駅を経由し日吉駅へと接続する「新横浜線」が2023年3月に開業予定です。新駅を含む沿線開発が熱を帯びていますが、一方見直しを迫られる例もあります。なぜなのでしょうか?

「新横浜線」沿線の開発

➀新綱島駅直結の「ドレッセタワー新綱島」

2021年11月からの第1期販売での平均坪単価400万円、価格は5300万~1億8000万円と周辺相場を上回りますが即日完売と人気です。都心から45分~1時間半のエリアはちょうどいい場所とポテンシャルが高いようです。

➁羽沢横浜国大駅前の「リビオタワー羽沢横浜国大」

2022年6月から販売開始予定で2023年11月完成予定。タワーの下層階(1〜4階)には、複合商業施設が開業予定で安心の住環境づくりのために医療施設や子育て支援施設が入居予定です。

横浜市が計画する整備や再開発の行方

➀横浜市営地下鉄ブルーライン

同線終着駅のあざみ野駅から小田急線新百合ヶ丘駅付近まで約6.5キロメートル延伸する計画で、事業費1720億円をかけ市が整備します。

➁新交通システム「上瀬谷ライン」

横浜市の米軍上瀬谷通信施設跡地と相鉄線瀬谷駅の間をつなぎ、途中駅はなく営業路線2.2キロメートルを全自動無人運転の新交通システムで整備する計画でした。横浜市はこの地域を再開発するにあたり、まずは国際園芸博覧会(花博)を誘致し、跡地にテーマパークを建設する計画を立てましたが、花博の誘致に成功したものの、テーマパーク計画が決まっていない。これでは花博後の新交通システムが赤字必至になってしまいます。そのため横浜市の事業参画要請を受けた横浜シーサイドラインは、「現時点で参画はしない」と回答しました。

まとめ

コロナ禍でテレワークが普及した今、自然豊かな住環境がある郊外でありながら都心から電車で1時間前後のエリアの人気が高くなって沿線開発も進んでいます。しかし一方でコロナ禍により需要が見込めないと見直されることもでてきています。
住宅購入でもコロナ禍で働き方が変わった方はどのエリアに住みたいか、どのような住宅がいいか考えが多様化していると思います。

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