住宅ローン固定金利上昇が私たちに与える影響

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2022年03月27日

住宅ローン固定金利上昇が私たちに与える影響

住宅ローンの固定金利が上昇しています。

三菱UFJ銀行など3メガバンクが設定した3月の固定型10年の基準金利は、三菱UFJ銀行が3.54%、三井住友銀行が3.55%、みずほ銀行が2.95%となりました。
いずれも2月から引き上げられ、約6年半ぶりの高水準となります。

住宅購入時に考えなくてはならない住宅ローンですが、私たちにはどのような影響があるのでしょうか?

住宅ローンの固定金利とは?

住宅ローンには複数の金利タイプが用意されています。
借入れ全期間にわたって金利が変わらないタイプは「全期間固定金利型」、また一定期間金利が固定される住宅ローンは「固定金利期間選択型」といいます。
定期的に金利の見直しが行われるタイプは「変動金利型」となります。

10年固定金利とは?

10年固定金利の住宅ローンとは、返済開始当初から10年間の金利が変わらない仕組みの住宅ローンのことをいいます。
返済開始から10年経過し、固定金利期間が終了した後は、変動金利に自動的に移行する商品と、固定金利を継続するか変動金利に移行するかを選択できる商品があります。

固定金利の問題点は?

➀11年目以降は金利が変動する

固定期間終了後に「固定金利」にするのか、「変動金利」にするのか、金利タイプを選び直すことが可能です。
固定期間終了後11年目以降は、借入金利が変動します。
金融機関や商品によっては、新規借入時に受けた優遇金利が適用されなくなり、借入金利が上がってしまいます。

➁125%ルールが適用されない

固定金利期間終了後は、市場金利の状況によって適用金利が大きく上がる可能性があります。
このとき、金利が急激に上昇しても、5年毎の返済額の見直しにおいては直前の返済額の125%までしか上げないという「125%ルール」のような返済額を抑える仕組みは適用されないことが一般的です。
そのため市場金利が急上昇した場合は、返済額が上限なく増えることもあります。

③固定期間の途中で金利タイプの変更はできない

固定金利期間選択型の住宅ローンでは、固定金利期間が終了する11年目までは変動金利への変更ができません。

まとめ

住宅ローンの固定金利の上昇は将来の金利上昇リスクを抑えられる一方、変動金利よりも金利水準が高くなります。
固定金利にも変動金利にもそれぞれメリット、デメリットがあるためご本人のライフプランによって選択することが大切です。

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