※これは実際にスタッフが体験した出来事です。
「カサッ、カサッ、カサッ」
2020年7月の深夜、シャワーを浴び、涼しくなった部屋で気持ちよくベッドに入ったちょうどその時、
聞き覚えのない音がしました。
「ま、気のせいか、エアコンのファンの音かな」
そのまま私は眠りにつきました。
まさかこの音が全ての始まりだとはその時は気づきもしませんでした。
※これは実際にスタッフが体験した出来事です。
「カサッ、カサッ、カサッ」
2020年7月の深夜、シャワーを浴び、涼しくなった部屋で気持ちよくベッドに入ったちょうどその時、
聞き覚えのない音がしました。
「ま、気のせいか、エアコンのファンの音かな」
そのまま私は眠りにつきました。
まさかこの音が全ての始まりだとはその時は気づきもしませんでした。
妙な物音が聞こえ始めて約1週間。
ふと、気づいた事がありました。
それは、エアコンをつけていないのに「カサッ、カサッ」という音が聞こえてきたのです。
ここは一戸建の3階、高さにして約10m。
明らかに何か動物でないと出せない不規則な音だとその時気づきました。
夜も遅く、家の外観を見てもなにもわからないのでインターネットで
《戸建て・物音・動物》で調べると・・・
コウモリ・ハクビシンが真っ先に検索結果で出ました。
インターネットを調べ進めていくと、我が家の状態がほぼ全て当てはまる状態の害獣が判明しました。
それは、《コウモリ》です。
調べ始めたのが、深夜2時頃、その日は本当に一睡もできなかった事を記憶しています。
自分が住んでいる家にまさかコウモリだなんて、小さい子供がいるのに害はないのか、洗濯物を外に干せない・・・。
様々な心境が入交り、仕事も手につきませんでした。
すぐに専門業者様に連絡を入れ、その日の夕方に現地にて調査をして頂きました。
実際に業者の方と屋根を見ていると自宅に出入りをしているコウモリの姿を目にしました。
妻は大の虫嫌いな為、妻にどう説明すればいいのかという別の問題も出てきました。
自分自身、ビジネスマンとして座右の銘としている言葉の中に「悪い報告は一刻も早く」という言葉がどうしても妻の前では後回しになってしまう事が多くよく叱られます。
今回は状況が緊迫している為、その日のうちに現状報告、未来対応策を順序立てて報告した所、
何とか納得してもらう事が出来ました。
安心する間もなく、当日22時過ぎに詳しく業者の方にzoomでコウモリの生体について伺いました。
※担当者様・・親身になってもらい感謝です。
●コウモリは鳥獣保護管理法という法律で守られている為、駆除ができない。
●駆除ではなく、燻煙での追い出しがメインの作業。
●一度追い出しをしても、巣に戻る習性があるので再発する可能性がある。
●糞にウイルスが含まれているので、見つけた場合は触らない事。
大きく分けてこの4つの説明を受けました。
不動産を扱う仕事をしている自分にとって、不意を突かれた出来事でした。
作業内容を公開致します。
●リビングに天井点検口を開け、現状把握。
●燻煙での追い出し作業、侵入口閉塞作業。
→パンチングメタル、タートルメッシュの仕様。
●消毒剤散布。
●完了。
合計:19万8000円でした。
100%の安心感が得られないのが、コウモリ駆除の本音です。
自分の苦い経験をお客様の物件探し、保有される上でのリスク軽減になればと
●夕方に建物周辺をチェックする。
●糞等が落ちていないか、チェックする。
●戸建て物件のオーナー様にはリスクの説明、必要があれば軒下、屋根部分を一緒に確認する
上記を行っています。
人間は失敗や苦い経験から人とは違う観点からリスクヘッジできる強みに変える事ができると感じた出来事でした。