羽田空港へのアクセスが便利に!「蒲蒲線」開業へ

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2022年06月09日

羽田空港へのアクセスが便利に!「蒲蒲線」開業へ

東京のJR・東急蒲田駅と京急蒲田駅をつなぎ羽田空港まで伸ばす「新空港線」、いわゆる蒲蒲線の整備計画について大田区が6日記者会見を行いました。どのような整備計画なのでしょうか?

「蒲蒲線」の事業計画とは

蒲蒲線(新空港線)は、東急多摩川線矢口渡駅付近から多摩川線を地下化し、東急蒲田地下駅、京急蒲田地下駅を通り、大鳥居駅の手前で京急空港線に乗り入れる計画です。
現在の計画では一期整備として、蒲田駅と京急蒲田駅の未接続の解消を第一に考え、まずは、東急多摩川線を京急蒲田駅までつなぎ、そこで京急空港線に乗り換える形となっています。2035年開業を目指します。

一期整備とは

「一期整備」(京急蒲田駅まで)・「二期整備」(大鳥居駅まで)という表現が使われていて、まずは京急蒲田駅までを開業し、乗り換えを実現することを第1段階とする、と平成28年4月の国の交通政策審議会答申で示されました。

問題点とは

東急と京急では線路幅(ゲージ)の違いや費用負担など、羽田空港直通へのハードルは高く、総事業費は1360億円にのぼり、そのうちの3分の1ずつを、国と東京都・大田区、第三セクターが負担するといいます。第三セクターは、大田区と鉄道会社などが出資します。利用者は1日5.3万人が見込まれていて、17年間かけて黒字に転換する予定です。

今回の整備のメリットとは

松原忠義大田区長は6日の記者会見で、「さらなる活性化のため、地域特性を生かしたまちづくりを連動して進める」と強調しました。
今回の整備により東急沿線の渋谷などへのアクセス向上に加え、大森エリアなど周辺の活性化も期待できるとしています。

まとめ

今回の整備では矢口渡駅から京急蒲田駅への乗り入れが可能となり、また二期整備では矢口渡から羽田空港までのアクセスが可能となるため、今より気軽に日本各地への旅行や出張へ行けそうです。 
矢口渡駅は商店街があり利便性の高い街ですが、今後更に人気の高いエリアになるのではないでしょうか。
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蒲蒲線に関しては新しい情報があればまた取り上げます。

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