マンションか?一戸建てか?など、物件の種類を比較して絞り込んだり、希望条件をまとめたりするのが難しい人もいるでしょう。
そんな時はまず、実現させたい「理想の暮らし」をイメージしてみましょう。
まずは、どのような暮らしをしたいかを思いつくままに書き出してみましょう。
あなたがマイホームを買うことで、実現させたい「理想の暮らし」とはどのようなものでしょうか?最初は「無理かも」という制限は不要です。以下の例も参考に、できるだけ具体的に考えてみましょう。
● 日当たりの良い家に住みたい
● 自然豊かな郊外で、周りに遠慮することなく、のんびり子育てしたい
● 高層マンションのバルコニーで、夜景を眺めながら乾杯したい
● 通勤時間は1時間以内にしたい
● 週末は気軽に都心でショッピングを楽しみたい
● 対面キッチンで、家事をしながら家族と会話を楽しみたい
● 大型犬を飼いたい
書き出した項目のうち、「絶対譲れないポイント」が家探しの基準となります。
たくさんイメージした「理想の暮らし」から、書き出した条件のうち実現したい優先順位をつけてみましょう。なかでも、「これだけは絶対譲れない」というポイントがあれば、それが住まい探しの基準となってきます。
「譲れないポイント」として挙げた項目は、マンションと一戸建て、どちらによりマッチしているでしょうか?
項目ごとにチェックして数が多いほうが、自分の暮らしに合った物件タイプという選択もできます。まずは該当のタイプで、家探しをスタートしてみてはいかがでしょうか。
まとめ終わった「理想の暮らし」のイメージは、シートとしてまとめておくと便利です。
インターネットでの検索はもちろん、不動産会社に行った時にも、シートのコピーを基に話をすればよりスムーズに話が進められます。
実際に物件探しをする際は、「日当たりの良い家」というイメージだけでは絞り込みにくいケースも多々あります。不動産会社に行く前に、いろいろ検索してみたいという人は、前項で書き出したイメージを、「南向き」や「ワイドスパン」などの住まいの条件に置き換えてみると、具体的に検索しやすくなります。
本格的に家探しを始めるまでに、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?